天使のころも

「天使のころも」とは

天使のころも

織り上げられた生地が、そのまま製品にされるということはあまりありません。多くの場合は生地を織る工程で使用された糊や、素材自体がもっている夾雑物などをを落とし、柔らかくするため、そして生地を白くするための「晒工程」が発生します。

「晒工程」では、生地を白くするという主目的のため、様々な薬品を用いてその白さを際立たせます。もちろん、生地は人の肌に触れることを大前提としていますので、この時使用される薬品は人の肌に影響の少ないものが使用されており、ほとんどの人にとっては、この薬品が原因で肌に影響が出るといったことはありません。

しかし、極々稀にその薬品に反応してしまう、とても敏感な肌の持ち主が居られます。
「天使のころも」は、それら敏感な肌の方、特に赤ん坊やお年寄りが安心して触れることのできる生地として、薬品の使用量を大幅に削減し、余分な染料を落とすにとどめ、武田晒独自の製法で調整された、肌への優しさを追求した生地です。


株式会社 武田晒工場
武田 清孝

「天使のころも」晒工程

「天使のころも」晒工程 「天使のころも」晒工程